マイホームにスキップフロアってどう?特徴とメリットやデメリットとは?

不動産コラム

スキップフロアと聞いてイメージするのは、おしゃれでデザイン性のあるモデルハウスではないでしょうか。


そんなおしゃれなスキップフロアのある、マイホームがほしいと思いませんか?


今回はスキップフロアの特徴と、マイホームに取り入れた際のメリットやデメリット、注意点についてご紹介します。


スキップフロア


マイホームのスキップフロアの特徴とメリットやデメリットについて


スキップフロアとは、同じ階層の空間に高さの違う床をつくり、階段を利用して行き来する建築方式のことです。


たとえば1階と2階の間にスキップフロアをつくると、1階から数段上がると1.5階、さらに上がると2階になるといった構造です。


元々は狭小住宅向けの建築方法で、斜面を利用して建設する家や、ビルトインガレージがある家などに採用されます。


スキップフロアをうまく取り入れて高さを出すと、狭い土地でも床面積を増やせるという特徴があります。


スキップフロアのメリットは、段差を利用して空間を分けるので、目線にも高低差が生まれ、実際よりも広く見せられる点です。


また、壁や仕切りを使わず、空間を仕切れることもメリットです。


家全体の壁や間仕切りを省けるため、開放感がありますし、廊下も必要ありません。


小さな子どもがいるご家庭では、スキップフロア部分を子どもの遊び場としてリビングと区切ることが可能です。


小学生以上のお子さんの場合、リビング学習が学力を伸ばすのに有効だと聞いたことはありませんか?


スキップフロアを学習スペースにすると、キッチンやリビングの雰囲気も感じつつ、程よい距離で勉強できるメリットもありますね。


マイホームのスキップフロアのデメリットや注意点について


スキップフロアのデメリットは、通常の戸建てを建てるより建築コストがかかり、工事期間が長くなることです。


コスト面のデメリットは、スキップフロアを取り入れると、同じ階数の戸建てより延床面積が広くなるので、固定資産税などが数万円程度アップしてしまうことです。


建築面でのデメリットとしては、きちんとした構造計算をしないと、マイホームの強度が弱くなる可能性がある点が挙げられます。


スキップフロアを取り入れた家は間仕切りや壁が少ない分、地震や強風などの横からの力に弱くなっています。


そのため、設計時に構造計算をおこなって、強度をきちんと確認しておいたほうが安心できるでしょう。


大切な家族の暮らすマイホームなので、災害や地震におびえるような生活では困りますよね。


そのほかの注意点として、工務店によってはスキップフロアが苦手という場合もあります。


事前に施工例があるかをチェックするなどして、経験豊富な業者を選ぶようにしましょう。


また、スキップフロアをつくると階段が多くなります。


そのため、階段の上り下りが大変だと感じる人や、階段でのケガが心配な人にはオススメできません。


実際に生活すると、階段のすみにホコリがたまりやすいので、こまめな掃除も必要です。


まとめ


今回はスキップフロアの特徴や、マイホームに取り入れる際のメリット・デメリットについてご紹介しました。


注意点も参考にして、ぜひ理想のマイホームづくりを実現してくださいね。


ケイオー不動産株式会社は、横浜市泉区の一戸建て物件を多数取り扱っております。

 

ご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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