土地は建物への影響大! 一戸建て住宅を建てるために必要なのは何坪?

不動産コラム

一戸建て住宅を建てる場合、土地探しも並行して行うのが一般的です。

 

土地の広さで、建物のサイズも決まってしまうので、重視したいポイント。

 

ですが、何坪くらいの広さが必要なのかはわかりにくいですよね。

 

そこで、この記事では一戸建て住宅を建てる場合、何坪程度必要になるかを具体的に紹介します。


建物に必要な面積は何坪?

 

建物に必要な面積は何坪? 一戸建て住宅の目安を紹介


土地の広さは、坪、あるいは平米で表されます。

 

1坪は約3.3平米、畳2枚分になります。

 

必要なサイズは、生活習慣や物の多さでも変わりますが、一般的に最低限必要な居住面積は、世帯人数×10平米+10平米が目安とされています。

 

たとえば4人家族なら50平米、坪で言うと15坪になります。

 

しかし、正直言ってこれは手狭です。

 

できれば、豊かな生活の基準とされる「誘導居住面積水準」は満たしたいところ。

 

これは世帯人数×20平米+15平米、4人家族の場合は95平米、約29坪が必要になります。

 

そのため、一般的な家庭なら目安として30坪程度を建物の面積と考えるといいでしょう。

 

もちろん一戸建て住宅は2階建て、3階建てがあるので、階数分だけ分割できます。

 

一戸建て住宅の土地選びの注意点 何坪必要かは建物だけでは決まらない


建物は、土地いっぱいに建てられるわけではありません。

 

たとえば2階建ての一戸建て住宅を建てる場合、土地は何坪必要になるのでしょうか。

 

建物の1階部分が15坪とすると、土地はどの程度広さが必要でしょうか。

 

考えなくてはいけないのが、建ぺい率と容積率です。

 

<建ぺい率とは>

 

建ぺい率は、土地に対して、何%建物を建てていいかという指標になります。

 

建ぺい率は法律によって定められ、地域により異なりますが、一般的には60%程度、低いところは40%になります。

 

土地の広さの6割程度しか建物を建てられないのが1つ目の注意点です。

 

<容積率とは>

 

一戸建て住宅を建てるときは、建ぺい率だけでなく容積率にも制限があります。

 

容積率とは、土地に対して、建物の延床面積が何%程度かを示したものです。

 

住宅地だと200%程度、低いところでは60%などの場所もあります。

 

建ぺい率60%、容積率200%が制限だった場合、30坪分の延床面積がほしいなら、土地は50坪以上の広さが必要になります。

 

さらに注意点として、地域によっては他にもルールがある可能性があるので、すべての条件を把握しておくことが不可欠です。

 

まとめ


土地が狭いと、理想通りの家を建てられないだけでなく、生活にも不便が出る可能性があります。

 

立地や金額だけでなく、土地の広さや建築条件についても忘れずに確認するようにしましょう。


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