一戸建て住宅の2階部分をリビングに!メリットデメリットを解説

不動産コラム

一戸建て住宅の2階部分をリビングにすると、どのようなメリットデメリットが発生するでしょうか。

 

今回は、そのメリットデメリットを詳しく解説します。

 

一戸建て住宅の2階部分をリビングにする場合のメリット


リビング


一戸建て住宅を建てる際に、家族が集まるリビングを2階部分に作る場合があります。

 

ここでは、2階部分にリビングを作るメリットについて解説します。

 

まず、1つ目のメリットには、「リビングへの採光を十分に取れる」点が挙げられます。

 

住宅が密集している場所に家を建てると、1階部分にリビングを作った際に光が十分に入らない場合があります。

 

そこで、2階部分にリビングを作ると窓から光が十分に差し込むため、明るい空間に仕上げられるのです。

 

次に2つ目のメリットは、「プライバシーを確保できる点」です。

 

1階部分にリビングを作ると、夏場は特に大きな窓を開けた際やレースカーテンのみにしている際に、外からの視線が気になることもあるかと思います。

 

そこで、2階部分にリビングを作れば、外からの視線を気にせず家族の団らんを楽しめるのです。

 

続いて、3つ目のメリットは、「リビングに開放感を与えられる」点です。

 

2階部分は天井裏が屋根になるため、1階部分よりも天井を高く設定できます。

 

また、屋根と天井の間の空間を利用して、物が多いリビングに屋根裏部屋やロフトを作ることも可能です。

 

一戸建て住宅の2階部分にリビングを作る場合のデメリットや注意点


2階部分にリビングを作る場合には、メリットが多い反面、デメリットや注意点もあります。

 

まず、1つ目のデメリットは「温度が高くなりやすい」点です。

 

1階に比べてどうしても風通しが悪くなり、物理的に位置が高い分、暑くなってしまします。

 

したがって、屋根に高い断熱性のある材料を使用する、リビングにシーリングファンを設置して風の循環をよくする、などの対策が必要です。

 

次に、2つ目のデメリットには、「玄関からリビングまでの導線が長い」点が挙げられます。

 

買ってきた物をリビングへ持っていく際や、来客時に階段を昇り降りしなければいけないため、面倒に感じる方もいるかもしれません。

 

ご年配の方は特に、リビングに行くまでの導線が足腰への負担になってしまいます。

 

最後に、3つ目のデメリットには、「家族間のコミュニケーションに問題が発生する場合がある」点が挙げられます。

 

2階部分にリビングを作り、1階部分を子ども部屋にすると、お子さんの様子を確認しにくくなってしまいます。

 

お子さんがいつ帰ってきたのか、外出したのかもわかりづらくなってしまうため注意です。

 

まとめ


一戸建て住宅を建てる際に、2階にリビングを作ると、明るく開放感のある空間に仕上げられます。

 

一方で、注意点として玄関からの導線が長くなってしまったり、お子さんの様子がわかりづらくなったりするため、理解したうえで検討しましょう。


ケイオー不動産株式会社は、横浜市泉区の一戸建て物件を多数取り扱っております。

 

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