子どもが音楽遊びや演奏を楽しむことで得られる効果とは?
音楽が、私たちの生活や心を豊かにしてくれるのは明らかですが、それは子どもにとってももちろん当てはまります。
幼い頃より音楽に親しんでいると、脳の活性化にとてもいい影響を与え、その結果学力の向上につながるとの話も。
子どもにとって演奏や音楽はどのような効果があるのかについて、詳しくご紹介していきます。
子どもが演奏を楽しむことによる効果とは?
楽器を演奏することは、脳の全身運動になると言われています。
つまり、楽器の演奏は視覚を始め聴覚や運動領域とさまざまなことを同時に使いながら進行していくため、脳が活性化するとのことなのです。
さらに、右脳と左脳を同時に使うので、連携を強めることにもつながるといいます。
このことから、子どもの学力の向上にも有効であるそうです。
実際に、国内難関大学の合格者の約1,200名に調査したところ、約半数が子どもの頃に楽器の演奏に関する習い事をしていたとの結果が出ました。
これは、楽器の演奏が脳の活性化に繋がったことに加え、さらにある要因があると考えられます。
それは、楽器の演奏で必要な反復練習が、学習においても効果的だったとのことです。
楽器は一度やったからといってすぐにうまく演奏できるわけではありません。
何度も繰り返し練習したり、もっとこうしたがいいかなと自分なりに考えたりしながら、同じことを積み重ねていきます。
この過程が、難関大学に合格できるほどの反復学習ができる力に繋がったと言えるでしょう。
このように子どもにとっては、楽器の演奏は、とても良い効果があることが期待できます。
子どもと一緒に演奏や音楽遊びを楽しむ方法
楽器の演奏のみに限らず、音楽そのものに触れることは、子どもにとっていい影響を与えます。
乳幼児の頃から音楽に親しんでいると、言葉の能力が発達しやすいとの研究もあるそうです。
親子のコミュニケーションも兼ねて、ぜひ子どもとたくさん音楽遊びを楽しみましょう。
では、どうやって子どもと一緒に音楽遊びをしていけばいいのでしょうか?
ポイントは、子どもに音楽を聴かせっぱなしにするのではなく、お父さんお母さんも一緒になって楽しみながら音楽を聴くことです。
音楽を聴きながら、揺れたり踊ったり、手拍子をしてリズムを取るのもいいでしょう。
楽しい音楽を聴いて、それを言葉で共有し合うのもいいですね。
乳幼児の頃から取り組みやすいのが、音楽と絵本が一体化しているような歌えほんを読むことです。
絵本の読み聞かせに音楽の要素が入ることで、読み手も楽しく読みやすいですし、子どもも興味を示しやすいですよ。
子どものお気に入りのものが見つかったら、何度も何度も読んであげて一緒に楽しみましょう。
それが音楽遊びの第一歩となるはずです。
まとめ
子どもにとって楽器の演奏や音楽遊びが与える影響や効果についてご紹介しました。
音楽は楽しむことができるとともに、子どものあらゆる能力を育てる素晴らしいものです。
ぜひ親子で一緒に音楽に親しみましょう。
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