横浜市泉区にある有名な観光名所となる遺跡2選
神奈川県横浜市は、赤レンガ倉庫など歴史的な建造物を多く残す都市です。
横浜市のなかでも泉区は、区内を流れる河川の近くからさまざまな遺跡が発掘されています。
この記事では泉区にある遺跡、「たつ道と弥生時代の遺跡」と「八幡神社と和泉の遺跡」にスポットライトを当てまとめました。
歴史的な足跡を多く残す、同区の魅力を見ていきましょう。
横浜市泉区にある遺跡①たつ道と弥生時代の遺跡
「たつ道と弥生時代の遺跡」は鎌倉街道にあります。
鎌倉街道とは、その名の通り鎌倉幕府が成立した後に、関東エリアや東北、中部地方と鎌倉を繋いだ道です。
たつ道は古くから飯田と呼ばれてきたエリアに位置し、鎌倉の戦いでは新田義貞が鎌倉に攻め入るために通ったとも言われています。
つまり泉区を南北に走るたつ道は、古くから主要な街道として使われてきた歴史を持つ道です。
この付近からは非常に多くの土器や遺跡が出土しています。
たとえば、先土器時代の石斧、弥生時代後期の土器、古墳時代の土器などです。
いずれの土器もその多くが原型を留めており、人々の暮らしを現代に伝えています。
遺跡だけを数えてもその数は13にも上り、土器が集中的に出土したエリアにそれぞれ分布しています。
●所在地:神奈川県横浜市泉区和泉中央南5丁目9-2
●営業時間:なし
●定休日:なし
●アクセス方法:相模鉄道いずみ野線「いずみ中央駅」より徒歩5分
●駐車場:なし
横浜市泉区にある遺跡②八幡神社と和泉の遺跡
二つ目の遺跡は、泉区の北側にある、八幡神社とその境内にある和泉の遺跡です。
こちらもたつ道と弥生時代の遺跡と同様に、付近のエリアからは先土器や縄文時代の土器、古墳時代後期の鬼高期土器が出土しています。
また、古墳時代後期のものである竪穴住居跡もありました。
八幡神社の境内からは、礫群(れきぐん)と呼ばれる旧石器時代の人々が使っていた小石や石斧が発見されています。
礫群は現代の包丁に近い調理器具です。
1万2千年~1万3千年もの昔に、実際に人々がその場所で暮らしを営んでいたことがわかる、非常に貴重で歴史的な遺物と言えるでしょう。
●所在地:神奈川県横浜市泉区和泉町6287
●営業時間:なし
●定休日:なし
●アクセス方法:相模鉄道いずみ野線「いずみ中央駅」より徒歩25分
●駐車場:なし
おすすめ物件情報|横浜市泉区の物件一覧
まとめ
横浜市の泉区にある、たつ道と弥生時代の遺跡、八幡神社と和泉の遺跡の2つを見てきました。
いずれも昔から人々の暮らしに根付いた場所であることから、数多くの土器や遺跡が出土しています。
この他にも、横浜市には遺跡が出土したエリアが数多く発見されています。
散歩や散策がてらに足を運べる歴史的な場所が、横浜市には多く残っているのです。
ケイオー不動産株式会社は、横浜市泉区の一戸建て物件を多数取り扱っております。
ご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓